芸能活動を無期限自粛中のフリーアナウンサー・生島ヒロシが会長を務めていた「生島企画室」が、社名を「FIRST AGENT」に変更し、生島は所属タレントとしても退所したことが、公式サイトで発表された。
生島は1月27日、スタッフに不適切なわいせつ画像を送りつけたり、怒鳴りつけたりしたハラスメント行為を理由に、長年パーソナリティーを務めていたTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食」「生島ヒロシのおはよう一直線」を降板した。新しくスタートする同社のサイトでは生島について、
〈本人の意向を受け、所属タレントとして弊社から退所すると共に、一切の役職を辞し、弊社との資本関係もなくなりましたことをご報告させていただきます〉
この状況では今後、タレント復帰は難しそうだが、さらに追い討ちをかける事態が。元所属タレントによる生島のハラスメント告発記事が「Smart FLASH」に掲載されたのだ。被害を訴えるのは、現在は美容関連ビジネスを展開するビューティデザイナー・ナガセサエコさん。もともとは永瀬冴子、長瀬サエコの名義で活動し、2011年から2017年9月に「生島企画室」に所属した。自分から売り込みをかけたうちの1社で、生島と同じ法政大学出身とあり、生島から熱心に口説かれて所属が決まったという。
その後に突然、ファミリーレストランに呼び出されたり、ジムに呼ばれて生島のエクササイズを見守るなどをさせられたが、2016年の春から夏にかけ、一緒に乗り込んだ送迎ハイヤーの中で手を握られたり、生島がナガセさんの手を股間に持っていくなどのハラスメントがエスカレート。卑猥な電話がかかってきたこともあったという。
結局、自分の希望に沿う仕事があまり得られなくなり、ハワイでの仕事が決まったことから退社を決意。生島に対し「許されないことは1回でもやってはならない。それは、会長本人が真摯に受け止めるべきです」などとメッセージを送っている。
「生島さんはかなりのナルシスト。ほかの元所属タレントに複数の被害者がいてもおかしくないのでは」(テレビ関係者)
「裏の顔」は、典型的な昭和のハラスメントオヤジだったようだ。
(高木光一)