お笑い芸人の加藤浩次がラジオ番組で、送迎車を例に吉本興業とジャニーズ事務所との格差を暴露した。加藤によると地方ロケの際、SMAPの香取慎吾が高級ワンボックスカーで来たのに対し、吉本興業が加藤に用意したのは軽自動車だったというのだ。
「香取はほかにポルシェ911も持っています。SMAPだと木村拓哉がハマーに乗っているのは有名ですし、稲垣吾郎は女性警察官と接触したときマセラッティの車内に閉じこもったことが話題になりました。中居正広は日産シーマからベンツのCLS500に乗り継いでいますが、いずれもスモークガラスでシャコタンなので、かなりヤンチャに見えますね」(自動車に詳しい芸能ライター)
そんなジャニーズのタレントは「自分で運転する派」が多い。事務所のトップであるジャニー喜多川社長自身が自分で運転することを好むため、所属タレントがハンドルを握ることに抵抗がないのかもしれない。さすがはアメリカ生まれの喜多川氏らしい話だ。
お笑い芸人にも「自分で運転する派」が多いが、なかでもユニークなのは、父親が国際線のパイロットだったためアラスカ州に住んでいたことがある劇団ひとり。現地の人々は当たり前のようにキャンピングカーを保有しており、そんな生活に憧れを持っていたのだとか。今では発電機を搭載した“完全自立タイプ”のキャンピングカーを所有し、撮影の待ち時間などを快適に過ごしているという。
ちなみに、タレントの送迎はマネジャーの仕事と思っている人も多いが、必ずしもそうとは限らない。前出の芸能ライターが解説する。
「大手事務所のホリプロではマネジャーによる送迎を禁止しています。送迎までさせるとマネジャーの負担が増大し、交通事故に繋がるからだそうです。だからホリプロのタレントは自分で運転するか、タクシーに乗るか、もしくは運転手を雇って送迎してもらうんです」
またAKB48グループでは、人数が多いこともあってバス移動も珍しくない。しかも、ロケバスとは限らないそうだ。
「10人ほどのメンバーを撮影したとき、『スタジオに駐車場はありますか?』と確認されたのでロケバスで来るのかなと思っていたら、なんと大型観光バスで乗り付けてきました。狭い路地を曲がるのが大変そうでしたね」(週刊誌編集者)
大所帯のAKB48だが、個人での仕事のときは電車で移動することもあるとか。次に電車内でマスク姿の美少女を見つけたら、その子は人気アイドルかもしれない!?