4月10日からスタートする山下智久主演ドラマ「アルジャーノンに花束を」(TBS系)。原作は、今なお世界中で愛読されているダニエル・キイスのベストセラーだ。
今作で山下は、6歳児並みの知能しかない28歳の青年が、超知能を手に入れるという難役・白鳥咲人を演じる。
山下は08年の主演ドラマ「コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐」で最高視聴率21.2%を記録。昨年10月公開の主演映画「近キョリ恋愛」は全国179スクリーンと中規模ながら、動員数81万人を突破したヒットメーカーだ。
一方、白鳥の同僚を演じるのは、昨年「花子とアン」(NHK)や「Nのために」(TBS)で大ブレイクした窪田正孝。
窪田は昨年、「ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞」(『Nのために』)、「TV LIFE 年間ドラマ大賞 助演男優賞、新人賞」(「Nのために」「花子とアン」)を受賞するなど、演技派俳優としていま最も注目されている若手俳優の一人。
この2人の共演について芸能ジャーナリストは「今クール一番の注目作品」と話す。
「山下の演技力については、『滑舌が悪い』『セリフが聞きづらい』などの批判的な意見もありますが、『クロサギ』(TBS系)で演じたような心に傷を持つ青年の心情を表現するのは上手い。今作の白鳥はうってつけの役だと思います」
また、窪田はその演技力だけでなく、最近ではバラエティなどで魅せる可愛らしい素顔も評判で人気急上昇中だ。
「そんな山下と窪田が芝居で一騎打ちをするのですから、今作はかなりの見応えになるはず」(前出・芸能ジャーナリスト)
当代きってのイケメン同士だけに、演技力があるほうが女性の視線を独り占めしそう。喰うか喰われるかの演技バトル、どちらに軍配が上がるのか今から楽しみだ。