「法律で議員を継続することが認められている以上、国民の皆様方のお声を国政の場に届ける」
こう記者に向かってタンカを切ったのは、維新の党を除名された上西小百合衆院議員。世間からは「辞職すべき」と多くの声が寄せられているが、かつて同期生だった東国原英夫は、辞職しない理由について「金と待遇では?」と推測。自身の経験に基づき、上西議員の報酬は「(年間)3000万円ぐらい」で、議員待遇も「新幹線はタダ、飛行機のチケット等の優遇を入れれば数千万円ぐらい、そういったものに安住する側面はあるのかもしれない」と指摘した。
また、タレントのカルーセル麻紀も上西議員の記者会見での態度にご立腹。自身のブログでも「シャネルのスーツを着て厚化粧しやがって!」とバッサリ切り捨てた。
カルーセル麻紀が指摘するように、無所属となって7日に初登院した上西議員は、1着数十万から100万円を超えるようなシャネルのスーツ姿だった。実は、2013年に初当選し初登院した際も、同ブランドのスーツドレスを着用。その後の議会での写真を見ても、やはりシャネルを度々着ており、確認できただけでも5着。しかもコートはいかにも高そうなカシミアで、襟元には高級そうな毛皮があしらわれていた。女性誌記者が話す。
「スーツドレスは100万円は下らない。他のスーツも、ひと目でシャネルとわかるデザインでやはり100万円前後はする。写真を見る限りかなりの“シャネラー”とお見受けします」
ところが、街頭演説の写真を見ると、庶民価格でおなじみのユニクロ製らしきダウンコートに黒パンツ。夏にはポロシャツとかなりカジュアルな出で立ちだ。
街角では庶民派を装い、当選すれば高級ブランドで登院。上西議員の面の皮は、これから先もあの厚化粧で覆い隠せるだろうか。