4月14日にスタートしたAKB48の渡辺麻友と稲森いずみがダブル主演を務めるテレビドラマ「戦う!書店ガール」(フジテレビ系)。そのドラマの初回視聴率が6.2%と厳しい出だしとなったことが話題となっている。しかし、その低視聴率は内容だけでなく、フジテレビの改編も影響しているとテレビ誌記者は語る。
「フジテレビは今期から数多くのヒット作品を世に送り出してきた火曜21時ドラマ枠を廃止し、バラエティに切り替えた。だが、フタを開けてみれば、新番組『発見!なるほどレストラン』は初回から視聴率4%という、過去の不人気ドラマでさえ記録しなかった初回視聴率を出してしまった。その影響をモロに受けたのが、その後に放送されている『戦う!書店ガール』です。ドラマの初回は前番組から流れ込んでくる新規をどれだけ取り込めるかも重要です。しかし21時台から長年毎週ドラマを見ていた固定層すら逃してしまったため、22時台はさらなる低視聴率となった」
そして、これ以上視聴率が下がるとなると、打ち切りとなる可能性も否定できないという。
「ドラマはある程度の低視聴率ならば最後まで放送するケースは多いです。しかし、フジテレビは2012年に放送されたオダギリジョー主演『家族のうた』を打ち切った過去がある。あのドラマも初回こそ視聴率6.1%でしたが、以降は3%台が続き、11話の予定だった放送が大幅に削られ8話で終了しています。『戦う!書店ガール』もこれ以上数字を下げれば、早期終了は避けられないでしょう。今後はまゆゆのキスシーンなどを盛り込んで話題づくりをするしかない。4%を下回ると危ないでしょう」(前出・テレビ誌記者)
火曜22時台は裏番組に仲間由紀恵や木村文乃などの主演ドラマが名を連ねる中、AKB48のエースとして奮闘している渡辺麻友。なんとか最終回まで踏ん張ってほしいものだ。