4月26日に行われた統一地方選にて、お笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平の父親である後藤圭二氏が吹田市長選挙で当選したことが話題となっている。これでジャルジャル後藤は「親が政治家」になったわけだが、芸能界を見渡すと家族に政治家を持つタレントは少なくない。
有名なのは、小泉純一郎元首相が父親の小泉孝太郎と、同じく竹下登元首相を祖父に持つDAIGO。
この2人に対し、自らも出馬を打診されたことがあると語ったことがあるのは、スピードワゴンの井戸田潤だ。父親の井戸田富隆氏は愛知県小牧市の市議会で、副議長を務めたこともある元政治家。その父親から直々に、選挙への立候補を打診されたこともあるいう。
「富隆氏は現在、政界を引退し、2013年には自宅の庭にタヌキの置物を祀った『ぽんた庵』を建立。『小牧の珍スポットとして市民に親しんでもらえたら』と、地元の活性化に励んでいるそう。ちなみに、“ぽんた”は井戸田が子供の時に自宅で飼っていたタヌキの名前だとか」(お笑い関係者)
俳優としての息子を気遣うのは、横須賀市議会議員の上地克明氏。息子は、遊助名義でも活動する上地雄輔だ。克明氏は自らのブログに雄輔が出演するドラマを観たと綴り、「久しぶりに雄輔の役者としての顔が見れた」と、父親らしい感想をアップしていた。
議員以外に目を転じると、秋田美人で知られる加藤夏希は、父親が由利本荘市の副市長だ。その縁もあってか、加藤は「由利本荘市ふるさと応援大使」を務めている。ちなみに乃木坂46・生駒里奈も同郷で、やはり応援大使に就任。人口8万人の地方都市に美女2人とはけっこうな確率ではないだろうか。
ジャニーズ関連に目を向けると、政治家ではないが、櫻井翔の父親は“ミスターIT”の異名を持つ総務省審議官の櫻井俊氏。
「次の事務次官候補にも挙げられていましたが、一部には今秋にも退官して国政を狙うという観測もあります。来年には参議院選挙が控えており、もしかしたら小泉孝太郎に続く、『家族が現職国会議員』のタレントが誕生するかもしれません」(週刊誌デスク)
親の威光で知名度を上げるか、息子の人気を票につなげるか、お互い持ちつ持たれつといったところか。