事務所との確執や演技指導者による洗脳騒動などで、現在仕事が激減しているのが女優の能年玲奈。本人は演技をしたいという気持ちがあるとのことだが、キャスティングされないのはほかにも理由があるという。映画関係者が明かす。
「能年さんはキスがNGなんですよ。これまでも、キスシーンではカメラの角度で口元を隠し、直接的に唇が触れ合うのを避けてきました。本人も『なんとなくキスはNG』と公言するなど、清純なイメージを突き通している。しかし、過去に清純派としてラブシーンを拒否し失敗した鈴木杏樹の例もある。彼女は作品に必要だと理解できても、ラブシーンはできないと拒否し続けたことで仕事が激減しました」
女優としてラブシーンを拒否することで業界からは「女優失格」との烙印が押されてしまうことも珍しくない。しかしそんな状況の中でも、現在、第一線で活躍するラブシーンNG女優がいるという。
「ラブシーンを拒否していながら、一定の人気を獲得している女優といえば米倉涼子です。昨年のトーク番組でも本人が『私はラブシーンをやらなくてもいいカテゴリーの人』『なんでこの人とベタベタしなきゃなんないの』との発言が話題となりました。しかし、米倉は出演する作品が軒並み高視聴率を記録し、男性に媚びないサバサバした役を演じることが多いため、拒否の姿勢を見せても特に問題がないのでしょう」(ドラマ関係者)
ラブシーンが描かれない作品に出演する米倉よりも、恋愛作品でのキスシーンなどで、キスを見せない能年のほうが叩かれやすいのは事実。今年で22歳を迎える能年だが、そろそろキスだけでも解禁しなければ、今後の仕事の広がりは難しいかもしれない。