AKB48の最新シングル「僕たちは戦わない」が、グループ史上初めて出荷枚数で300万枚の大台を突破した。これだけの枚数となると気になるのが印税だ。すべての歌詞を書き下ろす秋元康氏は一体いくらの印税をもらえるのだろうか?
「いやあ、300万枚とは驚きです。印税を計算するときは、売上枚数ではなく出荷枚数を基準にするんですよ。だから大台突破っていうのはちゃんと意義があるんです。出荷枚数のうち2割は出荷控除として除外されるので、今回のシングルでは240万枚分の印税が支払われることになりますね」(音楽業界関係者)
作詞や作曲の印税、すなわち著作権使用料はCD定価の6%と決まっている。作詞家の取り分は通常だと1.5%程度だが、秋元氏のような有力作家だと2%程度に増えることもあるという。
仮に印税を2%として大ざっぱに計算すると、ざっと7200万円以上が秋元氏の懐に入る計算だ。
CDが売れないと言われる昨今、音楽関係者にとっては「300万枚」はうらやましすぎる数字だろう。