嵐・相葉雅紀主演ドラマ「ようこそ、わが家へ」(フジテレビ系)の最終回が15日に放送され、これまでで最も高い視聴率15.0%を記録。全話の平均視聴率は12.55%と期待されたほど高くはなかったものの、視聴者の評価は上々だった。
「犯人が複数いたことで山場が何度もあるなど、視聴者を飽きさせない工夫がされていましたね。また、月9としては珍しいサスペンス調のドラマながら、時折笑えるシーンもあるのが、楽しめた要因だと思います。最終回では、主人公がイラストを担当した本が映りましたが、そのタイトルが何と『1万回メールを拒否られても幸せを掴んだ中年男の話』。本の帯には『これはもはや「ビリオジ」だ!』とありました。妹役の有村架純さんが主演を務めた映画『ビリギャル』のパロディーで、笑った視聴者も多いと思います」(ドラマ関係者)
実はこれは脚本家の案ではなく、相葉が勤務する「円タウン出版社」での撮影シーンに有村が陣中見舞いに訪れた際、相葉と沢尻エリカが考えついた話だという。テレビ局社員が続ける。
「そういう話が自然と出るくらい、出版社のシーンは和気あいあいとしてましたね。5月にはサプライズで編集長役の佐藤二朗さんの誕生祝いをし、相葉さんと沢尻さんがプレゼントを贈るなど、三人はとても仲が良かったです。佐藤さんと沢尻さんはドラマ『ホットマン』(2004年・TBS系)や映画『シュガー&スパイス ~風味絶佳~』(2006年公開)で共演していますが、『当時のエリカちゃんはピリピリしてた』と佐藤さんが言うと、沢尻さんが『あれ、私じゃないです。初共演ですね。よろしくお願いします』と笑顔で話し、相葉さんが爆笑していましたね」
お酒を飲むのが好きで、撮影に影響のない程度に軽く飲みに行っていたという相葉、佐藤、沢尻の3人。撮影が終わった今、今度、3人で朝まで飲もうと約束しているそうだ。
(中村葵)