7月5日、加藤浩次が開催したコントライブ「イルネス製作所」に山本圭壱が飛び入りで参加し、9年ぶりに「極楽とんぼ」そろい踏みの姿を見せた。
登壇を促したおぎやはぎの矢作兼は涙を流し、翌日以降も、ロンドンブーツ1号2号の2人がツイッターや記者会見の場でそれぞれ復活を喜ぶコメントを残すなど、芸人の間では一様に復帰歓迎のムードだ。しかし、一般の人の反応はというと‥‥。
「これらのニュースに対するネット上のコメントは、快く迎えるものもありますが、やはり手厳しいものが多いですね。『会社員なら復帰できない。芸能界は甘い』『もうこの人で笑うことはない』など山本に対する批判はもとより、相方の加藤にも『ピンのままのほうがいいのでは?』『許すも許さないも、極楽とんぼの需要がない』などの声が寄せられています」(芸能ライター)
かたや復帰を応援する芸人たち。かたや復帰をよしとしない視聴者たち。どうしてこうも山本に対する見方が二分するのか。
「芸人には、かつて山本が組織した『軍団山本』で世話になった者も多いですからね。また、書類送検はされたものの不起訴処分でしたから、9年の歳月で十分みそぎは済んだという思いなんです。しかし、視聴者の目線はテレビから姿を消した9年前で止まっていて、『あの山本』のまま。ましてやお笑いに敏感な中高生は山本を知らなくてもおかしくない世代。つまり山本への感情は『嫌悪』と『無関心』。吉本が許さない限りテレビ復帰はできないでしょうし、出ても視聴率は見込めないでしょう」(テレビ制作会社関係者)
極楽とんぼの復活への道は、まだまだ遠そうだ。