芸能

本田翼「恋仲」低迷は大誤算!?フジテレビの「大原櫻子押し」が大不発に!

20150731ohara

 初回放送で月9ドラマ史上初の一桁視聴率を記録し、スタートでつまづいたドラマ「恋仲」(フジテレビ系)。視聴率低迷の原因として本田翼の名前があがるなか、わりを喰ってしまったのが、三浦七海役で出演している大原櫻子だ。

 2013年の映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」でヒロイン理子役のオーディションに5000人のなかから選ばれ、劇中バンドのボーカルとして、女優と歌手のダブルデビューを果たした大原。翌年にはソロデビューも果たし、ギター女子の一人として十代女子を中心に人気を博している。

 そんな大原は、フジサンケイグループの秘蔵っ子でもある。デビュー作の「カノジョは──」は製作委員会に名を連ねるフジテレビが大プッシュした映画。ドラマ初レギュラーはやはりフジテレビの「水球ヤンキース」で、ラジオの初パーソナリティも系列のニッポン放送(大原櫻子のオールナイトニッポン0)だった。

 今年はお台場夢大陸の「ドリームメガガールズオーディション」にて応援キャラクターに就任。そして極めつけは、マネージメントをグループ企業の音楽出版社、フジパシフィックが担当している点だ。同社がアーティストのマネージメントを手掛けるのは大原が初のケースであり、まさに“フジサンケイグループ所属”と言わんばかりの扱いなのである。

 それゆえ連ドラ出演が「水球ヤンキース」のみという大原が、いきなり“月9デビュー”できたのは既定路線だったはず。なにしろ番組公式サイトのキャスト欄では、市川由衣や山本美月といった先輩女優らを差し置いて、5番目に名を連ねているのである。

 このように、特定のタレントを大々的に売り出す手法は芸能界において常套手段の一つだ。しかも大原はすでに『ティーンのカリスマ』と呼ばれる人気を得ており、ライブもソールドアウトが続くなど、決してゴリ押し状態ではない。それゆえ月9初挑戦は、順当なステップアップになったはずだ。

 だからこそ、「恋仲」の絶不調は関係者にとっては大誤算だったに違いない。大原は劇中の回想シーンで中学生役にも挑戦し、丸眼鏡に歯列矯正という強烈なビジュアルを公開。それがさほど話題になっていないのだからまさに計算違いで頭を抱えていることだろう。

 こうなったらフジテレビ側としたら、さっさと「恋仲」に見切りをつけ、女優・大原櫻子に箔がつくような作品を探したほうがいいかもしれない。関係者にとって不幸中の幸いだったのは、「恋仲」の主題歌に大原を採用しなかったことくらいではないだろうか。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ
2
大谷翔平「3度目のメジャーMVP」でもかなわない「凱旋帰国」の高すぎるハードルと「出禁」問題
3
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
4
東京ドームで観客半分の「プレミア12」にサッカーファンが「シラケる」挑発バトル
5
マイルCS大的中の馬券師が断言!ジャパンカップ「勝つのはドウデュース以外の日本馬」「買える外国馬は1頭だけ」