昨年のNHK紅白歌合戦で4年3カ月ぶりに活動を再開した中森明菜。その後の動向が伝わってこなかったが、通算50枚目となる新曲シングル「unfixable」が9月30日に発売されることがわかった。
このタイトルは日本語に訳すと「再生不能」。早くもネット上では「明菜は本当に元気なの?」「大丈夫か?」など、明菜を気遣う声が目立っている。
「明菜は歌姫ですから、きちんと歌えない時にレコーディングなどしません。そういった意味では心配はいりません。ただ、明菜自身の人生そのものを感じさせるタイトルの新曲ですから、ファンにしてみると『難破船』を思い出してしまうのも仕方がないでしょうね」(音楽関係者)
「難破船」は、明菜が87年にリリースした19枚目のシングルのこと。恋人を失った女の深い哀しみの歌だが、当時、近藤真彦との許されぬ恋に身を捧げていた明菜自身と歌詞が重なったため、ファンは「聴きたいけどツラすぎる」「そんなに自分を苦しめる歌を歌わなくても」と心を痛めた過去がある。今回もその時と同様に心配されているのだ。
「新曲のタイトルにGOを出したのは明菜自身ですから、その歌声を聴けばきっとファンの方々も安心することでしょう」(前出・音楽関係者)
歌姫・明菜の完全復活が待ち遠しい。