ドラマにおける女性刑事の先駆けといえば、「太陽にほえろ!」のシンコ。関根恵子(現・高橋惠子)=57=が72~74年にかけ演じたもので、男臭い七曲署捜査一係を紅一点で支えた。
バブル世代から根強い支持を受けているのは「あぶない刑事」(86~89年、日本テレビ系)のカオル(浅野温子)=50=。当時全盛期だったトレンディドラマの人気女優が見せたコミカルな演技が人気を博した。
一方、最近の刑事ドラマブームの火つけ役となったのは、97年スタートのご存じ「踊る大捜査線」(フジテレビ系)。ストーリーのおもしろさもさることながら、深津絵里(39)演じる恩田すみれの存在もヒットの大きな要因だ。ドラマウオッチャーとして知られるライターの上杉純也氏が語る。「織田裕二(44)演じる青島刑事とくっつくかどうか気を揉ませる深津ですが、その魅力をひと言で表すと、“格好よさ”。特に女性から見た格好よさです。それでいてドラマ版では机の引き出しに『おいしい店特集』みたいな女性誌を入れておくような女のコらしさもかいま見せる。だから男性ファンからも支持される」
90年代末から2000年代にかけては、女刑事が主役となる作品も多く登場してきた。
99年放映の「ケイゾク」(TBS系)は中谷美紀(36)主演。主人公の名前が「太陽にほえろ!」のジーパン刑事と同じ「柴田純」だったり、トリックが人気マンガと同じなところがマニアの人気を呼んだ。篠原涼子(38)演じる「アンフェア」(フジ系)の雪平夏見も、ふだんの篠原とは違うニヒルな魅力が評判となった。
「ケイゾクの中谷は、東大卒のエリートでありながら、何日も風呂に入らず髪が臭かったりといった奇妙なキャラクターをみごとに演じきっていました。アンフェアでは、二日酔いで裸で寝ていた夏見が、朝、起きる時にチラッと見える肩のラインがワイルドかつセクシーでよかったですね」(前出・上杉氏)
雪平夏見に限らず、女刑事が時折見せるセクシーさは男性視聴者にとっては大歓迎。その点で上杉氏が推してくれたのは「絶対零度」(フジ系)の桜木泉(上戸彩)=26=と「ストロベリーナイト」(フジ系)の姫川玲子(竹内結子)=31=。
「上戸は体にフィットしたスポーティな服装なので、犯人を追って走る時に胸の揺れがはっきりわかる。ファンの間では話題になりました。竹内も、スーツのインナーがカットソーで胸が強調されてますね」
こんな色っぽい刑事になら逮捕されてもいい!?
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