高視聴率女優の篠原涼子主演ドラマ「オトナ女子」(フジテレビ系)の初回放送が、まさかの1桁発進で話題になっている。
「人気女優の篠原が2年半ぶりの連ドラ主演という話題性。さらに、木曜22時台は競合するドラマもないのに、平均視聴率が9.9%。制作サイドとしては、ショック以外の何物でもないでしょう」とテレビ誌の記者は言うが、芸能ジャーナリストは「古臭いドラマだった」と斬り捨てる。
「すべてが二番煎じのいいとこ取りの寄せ集めという感じでした。篠原演じる中原亜紀の同棲相手として斎藤工が登場。冒頭からバックハグやキスシーンで『昼顔』効果を狙ったのはミエミエです。また、中原の人物設定が『ラストシンデレラ』のキャラと被る。そこにツンデレ男が登場し、相談相手はアラフォー女子仲間だけ。正直、新鮮味のないドラマでしたね」
たしかに、視聴者の感想として「ラストシンデレラとなんか似てる」「終始、髪をかき上げてるのがW浅野を思い出す」「口調もしぐさも一昔前のイイ女像のテンプレですね」「どーだ、おばさんどもキュンキュンしただろ、ってフジテレビの声が聞こえてきそう」などの鋭いツッコミが多く見られた。
このような意見に対し前出のテレビ誌記者は「作り手側のお手軽感とあざとい狙いが丸見えのドラマ。これからどのような展開になるのかまだわかりませんが、1話を観る限り期待はできません」
このドラマが篠原の黒歴史になる可能性は少なくないようだ。
(李井杏子)