10月スタートのドラマ「下町ロケット」(TBS系)が、文字どおりの“ロケットスタート”を切って見せた。初回16.1%だった視聴率は、2回目17.8%、3回目18.6%と、回を追うごとに数字を伸ばしているのだ。18.6%は、今期の民放ドラマの最高視聴率だ。
実力派のキャスティングでも話題だが、番組開始から話題となっているのは、阿部寛の娘役の土屋太鳳だ。
「とにかく父親に反抗し、『まれ』では見ることのなかったニラみつけるような目つきは新鮮。ただ、開始当初から言われている違和感に、今なお馴染んでいない視聴者もいるようですね」(芸能ライター)
その違和感は、一目瞭然の“身長差”だ。
阿部寛の身長は公称189センチ。一方の土屋太鳳は公称155センチ。あまりお見かけすることのないデコボコな親子だ。ちなみに、阿部演じる主人公と離婚した、土屋の母親役の真矢ミキは公称166センチ。決して低くはない。さらに主人公の母親役の倍賞美津子は公称163センチ。世代を考えれば高いほうだろう。この一家の娘としては、いささか小柄なキャスティングではないだろうか。
「恋愛ドラマなどで男女の身長を考えてキャスティングすることは、ままあります。しかし、親子の身長差というのは‥‥。親子で顔が似ているかどうかでキャスティングしないのと同様、そこは目をつぶっていいのではないでしょうか」(民放テレビ局関係者)
今、いちばん勢いのあるドラマ。キャストの身長は“小さな問題”のようだ。