スポーツ

野球賭博では国家予算規模の巨額マネーが動いている!

20151118yakyu

 11月10日、NPBは巨人の福田聡志(32)、笠原将生(24)、松本竜也(22)を野球賭博に関与していたとして、無期失格処分とした。

 野球賭博といえば、レンジャーズ・ダルビッシュ有(29)の弟・ダルビッシュ翔容疑者(26)が野球賭博の開帳図利(とり)と常習賭博の容疑で逮捕されている。大きな賭博組織を後ろ盾にしていた翔容疑者は、10%の仲介料を受け取り、一説には5000万円近い利益を得ていたという。

 野球賭博スキャンダルは球界に波紋を広げる一方だが、ここまで巨額のマネーが動いていたとは驚きだ。

 野球賭博事情を知るヤクザ組織の元幹部が語る。

「1晩で200~300億円の金が動くんだよ。年間にしたら国家予算に匹敵するかもしれない。プロ野球はだいたい週に6連戦あるよな。ギャンブルにハマっている奴らは、負けたら、元を取り返して儲けるために次の日には倍、その次の日にも倍と賭けてく。仮に、初日に1000万円賭けてたら、6日目に1億円ぐらい行っちゃうことだってあるからな」

 先発投手でハンデが決まるというが、昔はFAXで流されたハンデ表が、今やメール送信だという。簡易な操作の裏で莫大な金のやり取りがなされているのだ。

「勝てば振り込みだと履歴が残るから、手渡しだよ。大金が跳ね返ってくる時は、ゴミ袋みたいなのをドサッと渡される。その逆は大変だ。かつてはヤクザの親分が大負けして拳銃自殺したって話もある」(前出・ヤクザ組織元幹部)

 処分された3投手は夢破れたが、大火傷する前に事態が発覚したことは幸いだったのかもしれない。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
2
暴投王・藤浪晋太郎「もうメジャーも日本も難しい」窮地で「バウアーのようにメキシコへ行け」
3
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
4
侍ジャパン「プレミア12」で際立った広島・坂倉将吾とロッテ・佐藤都志也「決定的な捕手力の差」
5
怒り爆発の高木豊「愚の骨頂!クライマックスなんかもうやめろ!」高田繁に猛反論