お昼の顔として愛され続けた小堺一機の冠番組「ライオンのごきげんよう」(フジテレビ系)の終了が来年3月に決まり、24年の歴史に終止符が打たれることとなった。
4月からは小堺の新番組がスタートするとの噂もあるなか、「悲報 小堺一機、無職へ」といったタイトルのスレッドが立てられ、小堺の今後を不安視する人も多くいたようだが、その心配はまったくないとテレビ関係者が打ち明ける。
「小堺といえば、『ごきげんよう』のサイコロトークでのイメージが強いが、実は俳優としての評価も高い。フジテレビ系の警部補・古畑任三郎に犯人役で出演した際には、お笑い芸人とは思えない演技力であの田村正和と互角にやりあった。同じくフジテレビの『世にも奇妙な物語』では、団地の住人をモルモットにし、自作の薬を売り続ける薬局の男や、また同ドラマ『思い出を売る男』は小堺の名演により視聴者人気が高く、今月、木梨憲武主演でリメイクされたほどの人気作品。番組終了で少しスケジュールが空いたことで、俳優としてのオファーが増えるでしょうね」
今後の小堺一機の仕事ぶりにサイコロのように“当たり目”が出ることを願うファンも多いはずだ。
(佐藤ちひろ)