今年のNHK紅白歌合戦の出場も決めている乃木坂46。その人気は右肩上がりで、シングル購入で参加できる握手会イベントには溢れんばかりのファンで賑わっている。
そんな大盛況の握手会イベントが先月29日幕張メッセで行われているが、握手券を握りしめて並ぶファンたちの列に乃木坂ファンならお馴染みの著名人も並んでいたという報告がツイッターで相次いで話題になったのだ。
その人物というのがクイズ作家として活動し、多くのクイズ大会で優勝の実績があり、「クイズモンスター」の異名をとる古川洋平氏だ。古川氏は14年に乃木坂の冠番組「乃木坂って、どこ?」(テレビ東京系)のクイズ企画に出演。それ以降、交流が深まり、ライブや舞台など同グループ関連のイベントに足を運ぶ姿が度々目撃されていたが、ついに握手会に一ファンとして参加する日が訪れたのだ。
「古川氏の推しメンは13年11月にリリースされた7thシングル『バレッタ』でセンターを務めたちょっとミステリアスな印象の美少女・堀未央奈。古川氏は過去にも握手会に足を運んでいます。10月に行われた握手会の合間に開かれた堀の生誕イベントにもゲストとして招待され、堀とクイズ対決を行ってイベントを盛り上げていましたが、今回は握手券を持参して完全にファンとして参加。コネを使えばなんとでもなりそうなのに、正規ルートで参加した古川氏は『オタの鑑だ』とファンたちの間でも称賛されています。乃木坂ファンからは『クイズ王』の呼び名で親しまれており、過去には乃木坂の握手会会場の中で、古川氏もサプライズで握手会を開催。一時はメンバー以上の大行列ができるほどの人気ぶりでした。乃木坂に協力的な姿勢がその好感度の高さのようでしたが、単に乃木坂にドハマりしているだけとも言えますね(笑)」(アイドル誌ライター)
ちなみに古川氏は最初に共演したクイズ企画の終了後に「収録中に私の後ろを通って早押し席に着くたびに皆さん『失礼します』と言って通られ、収録後も廊下でお会いした一人ひとりがとても丁寧にご挨拶してくださいました。多忙な中、優しさを忘れないとても魅力的なグループでした」と報告。アイドル界最強のルックスに加え、その礼儀正しさに心を奪われたようだ。
古川氏に限らず、乃木坂と共演歴があるお笑い芸人のバナナマンやイジリー岡田、オリエンタルラジオなどもイベントに足を運ぶのは、彼女たちの日頃のそうした接し方が理由かもしれない。紅白出演後さらにメディア出演が拡大し、人気が拡大することが予想されるが、その好感度だけは永遠に失ってほしくない。それがファンの願いだろう。
(石田安竹)