オリコンが毎年恒例で発表している「好きな女性アナウンサーランキング」が発表され、人気女子アナ上位10名が明らかとなった。
昨年同様、ミトちゃんこと日本テレビの水卜麻美アナが、2位のフジテレビの加藤綾子アナを退け3連覇。国民的アナウンサーの座を不動のものとした。
気になったのは、ベスト10にTBSの女子アナが1人もランクインしていないこと。週刊誌記者が語る。
「テレビ東京からは狩野恵里アナ(6位)と大江麻理子アナ(10位)、テレビ朝日は竹内由恵アナ(7位)がランクインしていますが、昨年8位だった枡田絵理奈アナが今年6月に退社したことが響いています。新エースとして期待されていた『サンデージャポン』でおなじみの吉田明世アナに頑張ってほしいところでしたが、やはりまだ全国区ではなかったようですね」
総合ランキングだけでなく、男女別のトップ10でもTBSからのランクインはなし。この致命的な状況を脱するためにTBSに求められるものは何か、女子アナに詳しいテレビ誌ライターが打開策を提案する。
「12年7月から昨年3月まで放送されていた深夜バラエティ『女子アナの罰』を復活させるべきです。罰ゲームを通して、人気途上のTBS女子アナを一流アナに導いていくというコンセプトで、他局では考えられないような罰ゲームを受けるなど、女子アナファンからは人気の高い番組でした。吉田アナは大量のワカメを頭に被り、一般客であふれる夏の砂浜を『ワカメの貞子』として這いつくばり、視聴者に強烈なインパクトを残しています。女子アナをイジり倒すバラエティ効果で躍進を狙ってほしいですね」
他局以上に美形ぞろいと言われているTBSの女子アナたち。しかし、小林麻耶、青木裕子、田中みな実が退社し、現在残っている女子アナたちはお茶の間に個性が伝わっていないようにも思える。TBSは人気番組の復活を本気で検討してみてはいかがだろうか。
(石田安竹)