相川七瀬が息子に対する軽率な発言で、全国の親御さん世代からバッシングを浴びている。
相川は13日に放送されたバラエティ番組「ウチくる!?」(フジテレビ系)に出演。番組の中で、現在14歳で中学に通う長男に相川に直してほしいところについてアンケートで聞くと、「“キモメン”というあだ名をやめてほしい」と答えているのだ。
相川いわく、長男はすごくオタクで二次元が好きなため、キモメン呼ばわりしているという。ただ、身内内での話題ならともかく、それを相川はブログなどでも書いていたため、長男の友人がそれを見たことをきっかけに長男は学校中でキモメンと呼ばているとのことで、「俺マジでヤバいよ」と危機感を募らせているようだ。
だが、その事態をあまり重く見ていない相川は反省する様子もなく、さらに追加情報で「男の子って、思春期は結構ニオイもすごくなってくるんです」と話す始末。それを何とか共演者たちが止めて、長男についてのトークは終了した。
本気で悩んでいる長男のさらなるマイナス情報を地上波で口にしてしまった相川に対して、「イジメの原因になる」のではという意見が圧倒的に多い。
「9日に放送されたトークバラエティ番組『有吉&マツコの怒り新党』(テレビ朝日系)でも、小学生のランドセルが5万円以上でなければイジメの対象になってしまうことが話題になっていましたが、それだけ今の時代は何をきっかけにイジメに発展するかわからない。それなのに親が息子のマイナス部分をアピールするのはどうかと思います。特に体臭のことなど、他人では指摘しにくいネタを親がテレビで触れてしまったのは非常にマズい。イジリだったはずが不潔ととらえられ、イジメにシフトする可能性だって十分にありますしね」(週刊誌記者)
全国のママさんたちからも「ちょっと考えが甘すぎるんじゃない」「イジメに発展してもいいという覚悟はあるんですか」「息子が止めてほしいと言ってるんだから、やめなさい」と相川の発言に対して批判が殺到している。
ちなみに長男がキモメン呼ばわりされるゆえんは、今年の紅白歌合戦にも声優たちが出演するなど、今最も注目を集めるアニメ「ラブライブ!」が好きだからということ。もちろん、そのことで熱狂的な同作のファンであるラブライバーたちからも非難されているようだ。
この内容をチョイスしてトークを広げる流れを作った番組スタッフにも問題はあると思うが、あまりテレビの影響力をナメていると取り返しのつかないことになるので、今後は慎しむべきだろう。
(佐伯シンジ)