2006年に未成年の少女に対して性的暴行を働く不祥事を起こし、吉本興業を解雇となった極楽とんぼの山本圭壱。あれから9年近くを経て、昨年1月には下北沢駅前劇場で電撃復帰ライブも行い、着々と表舞台への復活を目指し準備を進めてきた。そして、1月29日、テディーズビガーバーガー表参道店で行われたイベント「第1回 ハンバーガーかぶりつきコンテスト!!」にてMC兼審査員を務めた。
「それまではホームヘルパー、サーフィンのインストラクター、ボランティアを行うなど芸能活動から遠ざかっていましたが、昨年の復活ライブ以降、地方のラジオや小さなイベントに出演するなど細々と活動してきました。そして今年からはテレビ番組などで本格的な復活を狙って意気込んでいるようです」(イベント関係者)
先の「ハンバーガーかぶりつきコンテスト!!」でも素人との抜群のかけ合いで会場を沸かせ、イベント終了後は山本本人も「手探りな感じがまたいい(中略)こういうところから頑張って行きたい」とやる気満々の姿を見せた。
しかし実は、この“芸能界復帰”に向けて腰を折るような出来事が起きていたという。
先月の19日に今度は「復帰1周年記念ライブ」を開催する予定だったのが、ライブハウスのスケジュールにより開催が見送られたのだ。山本自身も他のライブハウスを探したようだが、中々見つからなかった模様。本人は「19日にこだわる必要はないから(復帰1周年ライブは)ちょっと延ばそうと思って流しました。今は再調整中。衣装も決まっていて、ネタもできる状態だったんですけど」と残念そうに語った。
「山本は現在個人事務所で活動していて、そのためマネージメントやスケジュール管理などで苦戦しているようです。ライブ会場との交渉も山本本人が行っているのかもしれません。そのためこのようなことが起こるのでしょうね。ラジオや地方のイベントではなく、テレビに復帰するなら、ちゃんと局と交渉できる大手プロダクションに入らなければ難しいのでは」(お笑い事務所関係者)
果たして、山本の受け入れを名乗り出るプロダクションは出てくるのか。これからが正念場だ。