涙を見せるほどの熱血授業を展開するも、あまり視聴者の心には届かなかったようだ。
女子アナ界きってのブリッコキャラで知られ、一部からは嫌われキャラとしても定着しているフリーアナウンサーの小林麻耶が、2月22日に放送されたバラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に出演、自身のしくじりエピソードについて語った。
小林は八方美人が原因で嫌われてしまったことを自身のしくじりとして紹介。最近は八方美人キャラを封印し、ありのままの自分で接するようにしていると打ち明けたわけだが、「どうせ嫌われるならありのままの自分を見せて嫌われたい」という熱い想いも見せ、授業終盤ではその頬に涙も流れていた。
そんな小林の熱血授業だったが、視聴者の評価を確認してみると、「聞いていても心が微動だすらもしなかった」「学生時代のモテてましたという自慢話がウザかっただけ」「八方美人やめた今もブリッコは変わってませんよね? つまり天性のブリッコだから嫌われてるだけでは?」「ありのままの自分がCDデビューだとしたら痛すぎるにも程がある」と、しくじるのも当然というような辛辣なコメントが多く並んでいる。
「学生時代に6日に1回のペースで男子から告白されていたというモテモテの学生生活を送っていたという小林。これについては、1週間に1人からも告白されないと『何か変だな』という気持ちになったとあっけらかんと説明していましたが、この生粋の庶民ズレした感覚が嫌われる原因でもあります。それにいつ八方美人からありのままの自分に切り替えたかが全くわからない。はたから見たら、昔と何も変わってませんからね(笑)。しくじり先生の中でも最も参考にならなかったゲストではないでしょうか」(女性誌記者)
彼女が繰り出す話も、何でもかんでも美談に収まるように辻褄を合わせたかのように聞こえたことも、視聴者には違和感があったようだ。いずれにせよ「つまらなかった」という声が多いことには猛省を願いたい。
(田中康)