男性視聴者たちが綾瀬はるかと三浦春馬が見せたラブシーンを全力でうらやましがったようだ。
3月4日に放送された綾瀬のドラマ「わたしを離さないで」(TBS系)の第8話。同作品はクローン人間として生まれ、臓器提供を3~4回ほど繰り返し、その人生を終えるという悲しき宿命を背負った綾瀬らの苦悩や葛藤を描いたサスペンス作品。
さらに同回では、主要キャストの一人である水川あさみ演じる美和が最期の時を迎えるなど、とてもシリアスなストーリーだった。
しかしそんな事情とは関係なしに、男性視聴者がクギ付けになったのは、終盤のわずか30秒程度のベッドシーンだった。とはいえ、問題のシーンも綾瀬が三浦に覆いかぶさるように抱きついているだけで、肌を出しているといっても綾瀬の背中しか見えていないという、どのドラマでも見られるような軽めのシーンだったのだが、ネット掲示板ではこのシーンだけで異様な盛り上がりを見せている。
「おいおい、密着しすぎだろ!」「むしろキスよりこっち」「綾瀬のFカップが背中に押しつけられて…三浦が興奮したのは間違いない」「俺ならニヤけてNG100連発!」と、シリアスなストーリーはどこにいったという状況だ。
「綾瀬の豊かなバストだけに特化したまとめサイトもあるように、その注目度は計り知れません。彼女が胸元の開いたドレスを着用してかがんだり、ゆるゆるのTシャツを着て走ったりしてバストが暴れ出すだけで、ネット上でお祭り騒ぎになる。今回も三浦の背中にあれだけ胸を押しつける形になっては、ネット上に鼻息が荒い男たちがあふれても不思議ではありません」(週刊誌記者)
作品の内容そっちのけでボディだけに注目されてしまう女優も、ちょっと気の毒かもしれない。
(田中康)