昨年8月にAKB48を卒業した川栄李奈が、女優としての評価を急上昇させているという。アイドルを引退し、初めての女優業は舞台「AZUMI 幕末編」での初主演だったが、スポーツ紙の演劇担当記者はこう話す。
「初舞台、しかも元AKB48という肩書きなど、さまざまなプレッシャーがある中、川栄さんの演技はメディアや業界内からも高い評価を受けました」
実際、今年1月に放送された「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」(日本テレビ系)では、ギャルと優等生、「東京センチメンタル」(テレビ東京系)では主演・吉田鋼太郎に恋する女子大生と幅広い役をこなしてきた。
さらに、4月からは大女優への登竜門として知られるNHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が、同じ4月クールには「早子先生、結婚するって本当ですか?」(フジテレビ系)にもそれぞれレギュラー出演が決定しており、2本のドラマを掛け持ちする活躍ぶりだ。
「ドラマだけでなく、10月には映画『デスノート2016』への出演も決定した。女優業だけでなく、CMも続々と決まり、TOYOTA『5大陸走破プロジェクト』や、『競輪2016』のCM イメージキャラクターにも抜擢されるなど、着実にメディア出演を増やしています」(前出・スポーツ紙記者)
ネット上では「川栄すげぇー」「川栄さんの勢いが止まらない」「確実に女優の道を歩いているな。川栄ってバカじゃないのね」など賛辞のコメントがズラリ。
いやはや、川栄がAKB48卒業生の中で一番の勝ち組になるかもしれない。
(しおさわ かつつね)