国民的イベントとなったAKB48総選挙。観戦するだけでも女たちの熱いバトルは胸を打つに違いない。でも、どうせなら投票したほうが断然楽しめるのだ。え? 投票所がわからない? そんな“基本情報”は今さら恥ずかしくて聞けない「オヤジ」のために、総選挙の楽しみ方を徹底ガイドしよう!
ものの5分で投票は完了!
前田敦子(20)の卒業期日も決まり、前回トップ不在の総選挙が始まった。空席となった1位の座には、誰が着くのか。
昨年2位の大島優子(23)は、「鉄板」の予想どおり速報で1万5093票を獲得し、堂々の1位。前回、「神7」の一角を追い落とし、3位だった柏木由紀(20)も速報では約2000票差で2位となっている。
いや、速報結果が覆るのが、総選挙の常だ。前回、篠田麻里子(26)は大人の魅力で速報6位が4位まで伸びた。今回の速報で11位の小嶋陽菜(24)もツイッターで〈このままは嫌だな〉なんてカワイイことを言っている。誰に投票すればいいのやら──。
え? 何のことかわからない? 総選挙ですよ! 6月6日に開票される「第4回AKB48総選挙」!「子供の遊びにはつきあってられない」なんていうのは、間違った大人の対応だ。開票はテレビで完全生中継されるほどの国民的イベント。5月22日からすでに投票が始まっている。今すぐ投票するのが、正しいオヤジの作法なのだ。
そもそも、今回の総選挙は、AKB48の27枚目のシングル曲を歌うメンバーをファンの投票で決めるというもの。AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、それぞれのメンバーと研究生(正規メンバー予備軍)の総勢237人が総選挙の候補者。得票の多い順に1位~16位がシングル表題曲を歌う「選抜メンバー」となり、17位~32位が「アンダーガールズ」としてカップリング曲を歌う。さらに、33位~48位に選ばれた「ネクストガールズ」のメンバーが、もう1つのカップリング曲を歌える。そして、今回からは48位~64位が「フューチャーガールズ」として発表される仕組みとなっている。出版関係者が言う。
「それだけではなく、明確な序列がつくことで、彼女たちの今後の仕事量も変わってくるのです。13位より3位のコのほうがファンが多いわけだから、グラビアに出したいのはおのずと上位のほうになるでしょう」
メンバーにとっては死活問題である。ファンにしても、それだけ応援のしがいがあるというものなのだ。
本当の選挙と違い、投票所や投票用紙はない。ネット投票であるためだ。
投票権はファンクラブの会員になる、モバイルサイトに登録するなど10種類の方法がある。中でも、手っとり早いのはCDの購入である。
AKB48の26枚目のシングル「真夏のSounds good!」を買えば、おまけに投票権が付いてくるのだ。CDに封入されているカードにあるURLに携帯電話でアクセス。あとは、「推しメン」の名前をクリックして、カードにある14桁のシリアルナンバーを打ち込んで、投票ボタンをポチッと押せば、終了である。ものの5分の作業時間。忙しいオヤジにはありがたい。