政治

7月復帰・やしきたかじんが橋下・維新の会に電撃合体する(3)

クライマックス政局で登場
 この「たかじん+橋下」潰しを策動したのは、裏で霞ヶ関官僚を動かす「闇将軍」を気取る、民主党・仙谷由人政調会長代行(66)ではないかと言われる。政治部デスクが言う。
「先日、政治資金パーティで、『英雄を願望しても、いずれ幻想に変わる』とスピーチしていました。明らかに橋下氏を意識した発言ですね」
 こうして、民主・自民はひそかに手を組んでたかじんを一気に葬り去り、橋下維新に大ダメージを食らわせる─はずだった。ところが、である。表舞台から消えるはずのたかじんのまさかの復帰情報に、民主・自民、そして官僚は大慌て。理由は明らかだ。
 まずは、夏直前という復帰のタイミング。前出・政治部デスクが解説する。
「いよいよ解散総選挙ムードが高まり、消費増税法案を巡って野田総理不信任案が出されるなど、恐らく政局はクライマックスを迎えます。さらに、深刻な電力不足で、原発再稼働論議が激化する。そこにたかじんが復帰してレギュラー番組に登場し、橋下氏と同様、かねてからの主張である『それでも原発はいらん。あんな高い給料をもらってる関西電力は、いくらでも削るところはあるやろ』『関電は利益の9割を家庭用電気料金から得て、一般庶民を食い物にしている』とやる。たかじん不在のアオリか、大阪維新の支持率は若干、落ちてきていますが、再びブームを巻き起こします」
 テレビ局も10月の番組改編期に向けて、すでに動きだしている。本来、たかじんの冠番組を本人抜きのまま10月以降も続けていいのか、という話し合いがなされるところ。しかし、そこは関西随一の視聴率男。各局から復帰待望論が噴出しており、極秘裏に復帰シナリオが検討されているというのだ。
 息を吹き返す橋下維新にオロオロする民主、自民、霞ヶ関官僚。彼らにとっては、何が何でも総選挙前にたかじんを再び排除しておく必要がある。前出・政界関係者が言う。
「民主、自民両党とも、橋下氏のスキャンダルを絶えず探しています。ところが、なかなか見つからない。最も効果的なのは、テレビ局に『たかじんを復帰させるな』と圧力をかける方法、あるいはスポンサー封じでしょうが、はたして、そうコトがうまく運ぶか、大いに疑問です」

カテゴリー: 政治   タグ:   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
段ボール箱に「Ohtani」…メジャーリーグMVP発表前に「疑惑の写真」流出の「ダメだ、こりゃ!」
2
長与千種がカミングアウト「恋愛禁止」を破ったクラッシュ・ギャルズ時代「夜のリング外試合」の相手
3
「反大谷翔平」の上原浩治に「直球質問」をぶつけたら返ってきた「絵文字」が…
4
日本と同じ「ずんぐり体型」アルプス山脈地帯に潜む「ヨーロッパ版ツチノコ」は猛毒を吐く
5
沖縄・那覇「夜の観光産業」に「深刻異変」せんべろ居酒屋に駆逐されたホステスの嘆き