5月6日に放送された「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)で、新曲「チキンLINE」を披露したSKE48。48グループの中で最もパフォーマンス力が高いと言われるSKEのステージにファンたちも満足したようだが、そこに至る番組サイドの不手際にはファンの多くが激怒、ネット上が荒れたようだ。
その不手際というのが番組本編ではなく、本編放送前に放送されていた出演アーティストを紹介するCM。
CMでは、同回の出演者であるT.M.Revolutionやaiko、RADIO FISHなど全出演者をアーティスト写真と一緒に紹介しているのだが、なんとSKE48だけアーティスト写真がなんと別アーティストのものが使用されていたのだ。
「SKEの部分に当てはめられていたのが、2週間前に『Mステ』にデビューシングルで初出演をはたした欅坂46の写真でした。ただし、紹介されたアーティスト写真のサイズはそれほど大きいわけではないので、20名のメンバーが写る欅坂のグループ写真はそれぞれのメンバーが鮮明に見えるものでもありません。そのため、ほとんどの視聴者はサラッと見逃してしまいましたが、AKBグループのファンには通用しません」(アイドル誌ライター)
また、SKEファンにとっては、間違えられた相手がデビュー間もない欅坂46だったこともショックだったようだ。
「今回、披露した楽曲『チキンLINE』は3月30日にリリース。欅坂46のデビュー曲『サイレントマジョリティー』はその1週間後にあたる4月6日にリリースされました。初週の売り上げはほぼ互角といった様相でしたが、話題性から『Mステ』にも欅坂が優先的に出演を果たした結果、SKEは新曲リリースから1カ月経っての出演となってしまいました。今回のミスも番組スタッフによるうっかりだとは思いますが、やってはいけないレベルのミスですね。SKEファンにとっては傷口に塩をすり込まれるような思いだったようです」(前出・アイドル誌ライター)
ネット上では「よりによって欅坂と間違えられるとは‥‥」「Mステ、絶対に許さない!」「これからテレ朝にクレーム入れる予定」「相手が大御所なら土下座レベル」などの書き込みが見られ、ファンの多くはかなり憤慨したようだ。
番組スタッフにとって、AKBグループはみな同じ扱いなのかもしれないが、そこを神経質にとらえるファンも多いだけに細心の注意を払ってほしいところだ。
(本多ヒロシ)