政治資金の私的流用問題で渦中の舛添要一都知事。「精査」「第三者の目」などの言い訳ワードも流行語になってしまうなど、世間から大バッシングを食らっている。
しかも、普段は政治に対するコメントはしづらい芸能人からも袋叩き状態だ。
爆笑問題・太田光はラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」で、舛添知事について「贅沢な食事ばっかりしててさ。そんな庶民的なイメージ、全くなかったよね! アイツが悪いヤツだって知ってたよ。政治家としての能力はあるんだろうけど、そんなに清潔なイメージはなかったよ」と斬り捨てた。
「かつて、政治について討論するバラエティ番組『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』(日本テレビ系)で熱く持論を展開していた太田だけに、この問題については笑いを入れつつも的を射たコメントをしていたと思います」(週刊誌記者)
一方、今回の舛添問題は語るに及ばずと感じたのか、ただただコキ下ろしている芸人も多い。
松本人志は「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、「頭とメッキがハゲてきた」と、座布団1枚級のコメントでネット民から絶賛を浴びた。また、ビートたけしは24日のゴルフイベントでの取材で「誰が見たってちょろまかしただけだろ。万引きの子供を捕まえたようなもんだよ」と完全にコソ泥扱い。有吉弘行はラジオ番組で「ハゲ暴れ牛」とのあだ名をつけている。
お茶の間に影響力のある大物タレントたちにここまでフルボッコにされても舛添知事はいまだ辞める気配はなし。信用回復などもはや不可能に思えるが‥‥。
(佐伯シンジ)