政治資金を巡る疑惑で集中砲火を浴びている舛添要一都知事。いつまでしがみついているのかとあきれながらも、都民は早くも次期都知事候補に目を向けている。そこで話題になっているのが、嵐・櫻井翔の父親である桜井俊氏である。
「6月10日発売の『スポーツ報知』で、橋下徹氏、東国原英夫氏に次ぐ3位で桜井氏の名前があがったのです。さらに6月13日発売の『週刊ポスト』でもその信憑性について載っています。桜井氏は東大法学部卒業の官僚で昨年、総務省の事務方のトップである次官に就任。今月中に退任すると目されており、舛添氏の後任にピッタリのタイミング。そして何より、ジャニーズのトップアイドルの父親ですから話題性バツグンです」(テレビ関係者)
官僚としての経験も豊富なら、菅義偉官房長官からも高い評価を得ているという。橋下氏や東国原氏ほど一般的な知名度がないが、「それはマイナス材料にはならない」と、政治部記者が語る。
「猪瀬直樹氏、そして舛添氏と、テレビの論客としてのイメージが強かった2人が相次いで都民の信頼を失いました。知名度のある都知事を選んで立て続けに失敗しましたから、今度は有名無名でなくちゃんと都政を進めてくれる人を選ぶのではないでしょうか。そして、本当に立候補するのであれば、ファンクラブだけでも推定190万人いると言われる“嵐票”が大きな力を発揮するでしょう」
いまだに辞める気配を見せない舛添氏。しかし、ひとたび辞任となれば、都知事選に“嵐”が吹き荒れるかもしれない?