現在はアジアツアーの真っ最中で、8月6日には東京でのツアーファイナルを控える板野友美。上海や北京の公演は盛況だったようだが、残念ながら肝心の日本ではファン層の拡大を果たせていないようだ。音楽ライターが厳しい現実を指摘する。
「東京公演のチケットが、オークションサイトで値崩れしているんです。大手の取引サイトには20点ほどの出品があるものの、最低価格はなんと1枚1000円。定価での出品は整理券番号がよほどいいものしか売れていないようですね」
今回の東京公演はオールスタンディングで、チケットの価値を左右するのが整理券番号だ。この番号が若いほど早く会場に入ることができ、最前列をゲットすることも可能。一方で大きな番号だと後方になってしまい、背の小さなファンだとステージが見えないことすらある。
「とは言え人気のアーティストならチケットはプレミア化し、整理券番号など関係なく高値で売れるもの。購入者が整理券番号にこだわっているようでは、ファンの人数が少ないことがバレバレです。今回はキャパ1300人の会場ですが、2階席はおそらく関係者限定になるはず。そこを招待客で埋めれば見た目の格好は付くんじゃないでしょうか」(前出・音楽ライター)
5月7日のツアー初日では無料チケットをバラまき、タレントらを動員することでなんとか会場を埋めていたという噂も。だが今回は夏休み時期の土曜日ゆえ、招待客を集めることにも苦労しそうだ。
(金田麻有)