人気デュオ・コブクロの“小さいほう”と例えられることが多い小渕健太郎の隠れた才能がつまびらかになり、注目を浴びている。
コブクロは6月26日に放送されたトークバラエティ番組「おしゃれイズム」(日本テレビ系)にゲスト出演。
ストリートライブ時代の思い出トークを展開したのだが、その中で小渕が得意の似顔絵である事件の犯人逮捕に貢献したというエピソードが紹介された。
なんでも深夜にストリートライブをしていた時、商店街を猛スピードで暴走するオープンカーが現れ、多くのお店にぶつかって去っていく現場を目撃したことがあったのだという。
その際に目撃者として警察から協力を求められると、小渕は「紙と鉛筆をください」とお願いし、その場でその犯人ソックリの似顔絵を描いていたと相方の黒田俊介が当時の状況を説明。しかも、犯人は後日その似顔絵が証拠となり逮捕されたとのこと。
その後、絵を描くのが趣味という小渕が実際に手掛けた作品が番組内で紹介されていたが、これがまた驚くほど上手い。ニンジンやキュウリなど、いろいろな野菜を一つにくっつけて「幸」という文字になる油絵だったのだが、本物の野菜を写真で撮っているように見えるぐらいのかなりハイクオリティな作品だったため、視聴者からも驚嘆の声が上がった。
「コブクロのほとんどの楽曲を作詞作曲する小渕ですが、さすがアーティストとしか言いようがない。自分たちのグッズのデザインも手掛けているようですが、センスの良さとデザイン力を感じますね。しかも、自分たちの楽曲全てをいまだに完璧に覚えているとのことで、記憶力もかなり優れているようです。そういったことも犯人逮捕のエピソードで生かされたようですね」(エンタメ誌記者)
ネット上では「いいミュージシャンは絵も上手いことが多いよね」「こりゃ警視庁に入っても出世しそうだわ」「音楽がダメでも大成功してそう」など、称賛する書き込みが多く見られた。
小渕は歌手になる前はごく普通のサラリーマンだったが、それでも相方の黒田は当時の小渕を「スゴ腕のサラリーマン」と評するなど、やはり小渕のハイスペックぶり際立っていたのだろう。
(田村元希)