渋谷のTSUTAYA O-EASTにて8月6日、アジアツアーのファイナル公演を行った板野友美。北京・上海・香港の3都市では大声援で迎えられたというが、この日の動員はどうだったのか。5月7日のツアー初日では招待客やタダ券で席を埋めたと言われていたが、音楽ライターがこっそりと耳打ちする。
「この日は所属先のホリプロから小島瑠璃子や佐野ひなこが来場して花を添えたほか、無名タレントも大量に動員。バックダンサーが関わるダンススクールの生徒らにも招待券が配られ、なんとか格好がつく程度に会場を埋めていたようです。とは言え板野ほどの知名度を持つアーティストがライブを二部制で開催すること自体が異例。熱心なファンが一部と二部の両方に来たことで、延べ集客数の上乗せに成功していたようです」
その板野はライブにて、11月2日にセカンドアルバムを発売すると発表。そのリリースイベントが早くもこの8月から全国各地で開催される。その会場について音楽ライターはこんな裏話を口にする。
「8月20日からのリリイベは都内近郊のショッピングモールに始まり、9月には沖縄のショッピングセンターでも開催予定です。いずれもアイドルや声優のイベント会場としてはおなじみの場所ばかりですが、AKB48の人気メンバーだった板野にとっては格落ちとの指摘は否めません。せめて前田敦子が出演したラゾーナ川崎など、1000人超の規模を持つ会場なら格好がつくのですが、レーベル側としてもリリイベがガラガラでは具合が悪いので、ちょうどいい規模の会場に落ち着いたんでしょうね」
つまり現状の板野人気は、上を目指して精進を続けるアイドルたちと横並びということか。それならライブや握手会だけではなくチェキ会も開催して、物販の厳しさを実感してみてはいかがだろうか。
(金田麻有)