8月25日に法律違反薬物の取締法違反で逮捕された俳優の庄司哲郎容疑者。かつてフリーキャスターの小倉智昭と同じ事務所に所属し、その小倉から金銭的援助を受けていたことで話題になっているが、この庄司が相当ヤバい人物であったことが分かってきた。週刊誌の記者が驚いた様子で語る。
「報道では庄司のことを俳優や画家として紹介していますが、最近ではUFO研究家としての活動も多かったようです。UFOや異星人と遭遇した人を“コンタクティ”と呼ぶそうですが、彼は日本を代表するコンタクティとして専門誌に何度も登場。UFOを召喚して映像に収めるといった活動もしていました。俳優らしい彫りの深い顔が功を奏してか、彼を信奉するファンも多かったようです」
本人のSNSによると、5歳の時に鼻からカプセルが出て来て、その中には精密な機械が詰まっていたという。そのときに自分がオリオン座の近くにある星から地球に送りこまれたことを知り、今でもその星とコンタクトを取っているというのだ。
その一方で庄司は、父親が世界的に認められた肖像画家で、自らもその薫陶を受けて肖像画家になったと自称。しばしば個展も開いていたようだが、そこで明かされているプロフィールには怪しいところが満載だという。美大出身のライターが指摘する。
「庄司は肖像画世界チャンピオン4連覇などを自称していますが、まったく聞いたことがない肩書きばかりです。マイケル・ジャクソンやペ・ヨンジュンの公認画家ともうたっていますが、訴えられないのかとこちらが心配になるほど。父親が藤田嗣治の弟子だったとも主張していますが、世界的に有名な藤田の弟子なら明治生まれのはずで計算が合いません。どうやら有名な人物の名前を使うことで信用を得ようとするタイプのようですね」
そんな庄司だが、肖像画の腕前が素人目にはそこそこ上手く見えたのは確かなうえ、俳優をやっていたことも事実であり、人を惹きつける魅力はあったのかもしれない。ただ本人が法律違反の薬物に惹きつけられてしまうとは、庄司自身も想定外だったのではないだろうか。
(金田麻有)