9月5日放送の「くりぃむしちゅーの!THEレジェンド★2016SP」(日本テレビ系)にリオオリンピック卓球女子団体の銅メダリスト・伊藤美誠が出演した。
番組では、伊藤が幼稚園時代から、容赦のない卓球のスパルタ教育をされている映像が流れたが、とりわけ伊藤の母親の異常性が際立つ再現シーンが流れた。
「まだ伊藤が生まれる前に、母親の美乃りさんは、トイレットペーパーの芯で作ったメガホンをお腹に当て『カットマンはとにかく拾ってくるから我慢して粘って攻めるのよ』などと卓球の映像を観ながら具体的なアドバイスを『胎教』するシーンが再現されていました。生まれる前なら映像も見られないうえに、卓球用語も理解できるわけがない。母親の自己満足にすぎない行動にスタジオからも驚きの声が上がっていました」(テレビ誌記者)
さらに極めつけとして、練習を終え、疲れて寝ている娘の耳元で何度も「中国選手に勝つ!」とまるで洗脳のように囁いていたという。
この常軌を逸したトレーニング法に対し、ネット上では、「伊藤の母親の行動気持ち悪すぎ」「伊藤の母親が完全にヤバイ」との声が飛び交った。
「この後、スタジオに母親・美乃りさんも登場したのですが、終始やや挙動不審ぎみ。持久力を付けるために渡り鳥の生態を研究したり、俊敏性を取り入れるためにヒョウの動きを研究したなどという詳細がよくわからない珍説を紹介していました。ただただ母親のインパクトが大きく、他に出演したメダリストのエピソードが霞んでしまうほどでした」(前出・テレビ誌記者)
MCのくりぃむしちゅー上田晋也が伊藤に、母親の印象を聞くと、「お母さんとの卓球は楽しくなかった。もうあの頃には戻りたくない」と即答。後に「あの時代があったからメダルが取れた」ともフォローしたが、娘にはトラウマとなっているようだ。