藤原紀香と片岡愛之助との「5億円披露宴」の裏で、怒り心頭の芸能界の実力者が「出席拒否」の指令を発動! 波乱含みの船出となったが、歌舞伎の世界ではさらなる苦難が紀香を待ち受けているという。ブログタイトルにある“ノリノリノリカ”の甘甘な気持ちでは務まらない、梨園の掟と品格とは──。
9月28日、東京・帝国ホテルで歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と女優の藤原紀香(45)の結婚披露宴が行われる。紀香にとって2度目となる晴れの舞台は、9年前に芸人の陣内智則(42)とあげた時と同様に豪華そのもの。
「梨園関係者や仕事で共演した芸能人など、約700名に招待状を送っています。費用総額は5億円になると言われています」(スポーツ紙芸能デスク)
昨年8月に交際宣言してから、3月に結婚。実った「四十路の恋」を周囲も祝福していると思いきや、紀香サイドから暗雲が垂れこめていた。
「交際した頃は、紀香をマネージメントしていた芸能界の実力者・X氏も反対していませんでした。梨園とパイプを作って新規ビジネスで利権を得ようというもくろみがあったそうです。しかし、特に鉱脈が見いだせず、梨園側との関係もうまくいかずに頓挫。一方で紀香は所属事務所の意見を聞かず、自分の意思を押し通して前のめりで結婚の話を進めたのです」(芸能プロ関係者)
この紀香の“暴走婚”に実力者・X氏が激怒。3月31日に開いた結婚会見に事務所社員が足を運ぶと、
「何で行くんだ! ほっとけ!」
と怒号が飛んだという。
婚姻届を提出してから半年がたっても怒りは収まらず、披露宴にも影響を及ぼす勢いだ。
「X氏は周囲に『結婚式に出席する必要ないだろ!』と話しています。それを聞いた招待客たちは、『あの人が行かないということは我々にも出席するな、ということか‥‥』と困惑の色を浮かべるばかり。実際に招待客がボイコットするかは定かではありませんが、当日は梨園サイドの華やかな雰囲気とは対照的に、微妙な空気が漂うかもしれません」(前出・芸能プロ関係者)
披露宴の裏で発動された「欠席指令」をよそに、梨園妻の道を選んだ紀香だが、それでも完全に女優の仕事を捨てたわけではなかった。結婚会見では、
「今後、(女優の)仕事は続けますが、最優先順位は彼の健康面、歌舞伎の仕事のサポートです」
と両立宣言。だが、これに眉をひそめたのは、愛之助の「後ろ盾」である、ひいき筋だった。
「交際発覚時から、『何であんな女を選んだのか?』と愛之助に尋ねる支援者もいました。最初から二足のわらじで務まるほど、歌舞伎役者の妻は甘くない。09年に六代目中村勘九郎(34)と結婚した、女優の前田愛(32)をご覧なさい。梨園に入ったら、芸能の仕事どころじゃなくなりますよ。まだどういう世界に嫁いだのか、理解していないのでしょう」(梨園関係者)
そうした声が紀香の耳にも届いたのか、夫をサポートするポーズも見せていた。