阪神タイガースファンが歌手の水樹奈々に対し非難轟々だ。
水樹が9月22日に甲子園球場でコンサートを開催、終了後に機材などの撤去してみると、球場の外野芝がかなりのダメージを受けてボロボロになっていたという。
「27日に更新された水樹の公式サイトでは、芝生には十分な配慮をして会場設営を行ったものの、ライブ当日を含めた3日間は荒天・豪雨により想定以上に芝生に負担がかかってしまったと説明。そのうえでライブ主催者連名で謝罪した。水樹は熱狂的なタイガースファンとして知られており、今回の甲子園ライブは女性ソロアーティストとしては初めてということで相当気合いが入っていたようですが、念願のライブをやり切った後にこのような形で取り上げられるのは悔しいでしょうね」(エンタメ誌記者)
試合ではタイガースの応援歌「六甲おろし」の水樹バージョンが流されることもあり、阪神ファンも水樹には寛容かと思いきや、「神聖な甲子園を汚すのは許せん」「想定外とかで済む問題か?」と批判が集中。それには水樹ファンもカチンときてしまったようだ。
「タイガースは9月30日と10月1日に甲子園球場で巨人との今年最後の伝統の一戦を控えていますからね。とはいえ、責任があるのは水樹ではなくライブを許可した球場側。そんなことはファンもわかっていますから、ある意味で弱いタイガースに不満だらけのトラ党の八つ当たりでしょう。しかし、水樹ファンはそれでは納得できません。『今年のタイガースの試合の100倍は盛り上がった』とやり返しています」(エンタメ誌記者)
これで週末にタイガースの外野手がエラーでもしようものなら、さらに水樹への口撃も加速しそうだが、しかし今回ばかりは水樹ファンの「芝よりボロボロの阪神の守備にでも文句言っとけ!」という返しのほうが正論だろう。
(田中康)