政治

小池百合子 絨毯爆撃で突破する3仇的「粉砕現場」!(2)民進党・蓮舫代表がタッグを申し出たが…

20161027t2nd

 党内をまとめられず苦戦を強いられている蓮舫氏だが、「時の人」小池氏にすり寄る作戦もうまくいっていないようだ。9月19日に池袋で行った街頭演説では、小池氏をこう“ヨイショ”した。

「報道レポーターを目指していた頃、『笑っていればいい』と言われた時代に、1人で経済キャスターをしていて、『こういう先輩がいるんだ』と思っていた」

 その4日後に開かれた小池氏との直接会談でも笑顔を振りまいたのだが‥‥。

「五輪関連予算について、『メスを入れるのであれば協力させてください!』とタッグを申し出たものの、小池氏は曖昧な返事。今の小池氏が民進党に手伝ってもらう必要は特になく、一定の距離を置いていました」(政治部記者)

「小池新党」が誕生した時に、野党協力を見据えていたのかもしれないが、思惑どおりにはいかなかったようだ。それどころか、来年1月と言われる「解散総選挙」で蓮舫体制が短命に終わる可能性も出てきた。

「10月の補選で大敗して、1月の衆院選も議席を減らせば、民進党の存在意義が問われる。蓮舫氏が代表になってから、党を離れたいと周囲に話す議員もいて、永田町では『選挙後に分裂するかもしれない』という声が聞こえています」(政治部デスク)

 早くも正念場を迎える蓮舫氏を尻目に、小池氏は補選告示の前日、福岡6区の応援に現れ、鳩山邦夫氏(故人)の次男・鳩山二郎氏(37)のために街頭演説を行っていた。

 福岡6区は自民系が分裂する異例の選挙区。福岡県政の「ドン」と呼ばれる、蔵内勇夫県議(62)の長男・蔵内謙氏(35)が対立候補として出馬し、どちらかが当選した場合、自民党が公認する方針だという。これから本格的に議席を巡る争いが激しくなる直前、ある「事件」が起きていた。地元記者がこう話す。

「小池氏が街頭演説する数時間前に、突然、蔵内勇夫氏が県連会長を辞任しました。表向きは公認を得られずに分裂選挙になったことを理由にあげていますが、自分の息子が選挙に敗れたあとに辞任したら、『小池に屈服したから辞めた』というレッテルを貼られてしまう。それを避けるために決断を早めたと言われています」

 都連ばかりか、福岡の「ドン」も、小池氏との対立を避けた。10月18日には、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(62)と会談。

 小池氏と東京五輪といえば、9月29日に文部科学省で調整会議が開かれ、競技施設の中止を含めた費用見直し案を巡って、大会組織委員会の森喜朗会長(79)と「犬猿バトル」が勃発。その第2ラウンドとして注目されているのだ。

カテゴリー: 政治   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」
5
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」