コンビ名に「ん」があると売れるという、芸人界では有名なジンクスがある。たとえば、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナイン、爆笑問題。
20年選手でも、ネプチューン、ロンドンブーツ1号2号、バナナマン、タカアンドトシ、サンドウィッチマン、アンタッチャブル、アンジャッシュ、キングコングなど。
これらのコンビは冠番組を1度は持ったことがある芸人ばかり。その下の代でも、南海キャンディーズ、オリエンタルラジオ、トレンディエンジェル、バイきんぐ、ハマカーン、シソンヌ、NON STYLEなど、メジャーコンテストで好戦績を収めたり、優勝をした組が多い。
一方で大物芸人には「し」が付く者が多いという。ビッグ3のビートたけし、明石家さんま、森田一義(タモリ)。引退した島田紳助、西川きよし、笑福亭鶴瓶たちもそう。
現在のバラエティ番組を支える上田晋也(くりぃむしちゅー)、東野幸治、徳井義実(チュートリアル)、吉田敬(ブラックマヨネーズ)なども挙げられる。
「だったら、“ん”と“し”の両方を持つ芸人は最強じゃないかと、一時期マスコミで話題になりました」(スポーツ紙芸能記者)
そんなスーパー芸人はいるのか? ダウンタウンの松本人志と浜田雅功。とんねるずの木梨憲武と石橋貴明。なるほど。たしかに納得してしまうメンツだ。ちなみに、インパルスの堤下敦と板倉俊之。麒麟の田村裕と川島明も該当する。こっちはやや説得性に欠けるか!?
(北村ともこ)