来年3月で日本での活動を休止し、ニューヨーク行きを表明しているピース綾部に対して、大先輩である明石家さんまが11月5日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」でエールを送った。
「さんまは、今でも『なんで若い時にニューヨークに行かなかったんだ、行っとけばよかったのに』と言われることがあるそうです。当時は英語ができないから無理だと答えたと語っていましたが、心残りがあるのか、『綾部は頑張ってほしい。どこまで日本の笑いが通用するか試してほしい。バラエティは世界一だと思うから』とコメントしていました。ただ、ニューヨークの笑いについては野沢直子が『しくじり先生』(テレビ朝日系)に出演した際に『アメリカにはお笑いがない』と語っていました。また、さんまが言うように日本のバラエティが世界一ならニューヨークに行く必要はないんじゃないかと思いますが」(エンタメ誌記者)
果たして、綾部の挑戦は成功するのか。在米のコーディネーターは冷ややかに見ている。
「今回の綾部さんの行動を見ていると、アメリカのショウビズ界で成功できるとは思えません。ニューヨークは世界から野望を持った人間が集まるところ。しかも、綾部さんの場合、言葉というハンディがありますからね。英語ができなくてはスタートラインにも立てないのに、今までなぜ勉強しなかったのか。アメリカに行けば英語ができるようになる、何か道が開けるなどとティーンエイジャーのような気持ちでいるなら、まず成功は無理ですね」
さんまの思いに綾部は応えられるのか。
(伊藤その子)