スポーツ

松井秀喜が巨人から本気で逃げ出した!(2)実家にも帰省しない徹底ぶり

20170209m2nd

 松井氏が巨人と距離を置こうとする姿勢は本気だった。この年末年始、石川県能美市の実家に初めて帰省しなかったのだ。実父・昌雄氏は「年末年始は必ず実家で過ごす」ことを厳命しており、松井氏の決断はそれだけ真剣なのである。

 ここ数年は年始の1月4日に決まって「松井秀喜旗争奪杯」で前年に優勝、準優勝を飾った少年野球チームメンバーを松井秀喜ベースボールミュージアム旧館に招待し、表彰していたにもかかわらず、今年は初めてそれも行わないほど徹底していた。

「この表彰式には毎年、各メディアが集まる。この年末年始の実家への帰省を見送った裏には、暗にメディアに対して“もう自分と巨人の関係については一切聞いてくれるな”というメッセージがあったと見ていい」(前出・球界関係者)

 この松井氏の巨人離れに、球団はもちろん、読売新聞グループ本社側も大いに慌てている。人気回復の起爆剤になるであろう、監督候補とのパイプを失うわけにはいかないからだ。

「今年1月、昨年夏に系列会社から出向扱いで球団入りした女性職員を要職に就かせたのは、まさにその歯止め策の一環でしょう。彼女にはメジャーの現場を見てきた経験があり、松井、そして昨年に続いて宮崎キャンプ参加のオファーを出し2年連続で断られているカブス・上原浩治(41)とも仲がいいとされている。このタイミングでの彼女の要職登用からは、まさに『焦り』が感じられますよ」(球団OB)

 さて、巨人の悩みは松井氏との関係だけではないから厄介だ。肝心の現場にも、チームの今後を不安視させる火種が潜んでいた。

 昨年10勝を上げ飛躍した田口麗斗(21)が“テング”になりつつあるといい、周囲から「礼儀を知らない」との声が上がっている。

 今年、各メディアの巨人担当記者が軒並み新任に交代し、何度か田口も名刺を差し出されて挨拶を受けているのだが、

「いらないっす。新任の名刺なんか価値ないでしょ」

 などと暴言を吐いて断り続けているというのだ。

「もう総スカンですよ。新任とはいえ、記者は当然、新人でも田口より全員年上。中には30歳を超える中堅記者だっている。何様なのかと言いたい態度です。監督やコーチ、堤辰佳GM(51)だって名刺を出されれば受け取りますよ。しかもジャイアンツ球場での練習後も田口は、自分の車まで追いかけてくる記者を煙たそうにしながら運転席に座るとドアを閉め、窓を数センチだけ開けて質問にボソボソッと答えるだけ。今どき、ありえない対応で、これだけ敵を作っては問題を起こした時に袋叩きでしょう」(スポーツ紙ベテラン記者)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
大谷翔平「MVP受賞映像」で「真美子夫人の妊娠説」が噴出したワケ
2
大谷翔平「3度目のメジャーMVP」でもかなわない「凱旋帰国」の高すぎるハードルと「出禁」問題
3
なんだこりゃ!岡田将生の電撃結婚を「完全スルー」した「めざましテレビ」の担当は元カノ鈴木唯アナ
4
東京ドームで観客半分の「プレミア12」にサッカーファンが「シラケる」挑発バトル
5
マイルCS大的中の馬券師が断言!ジャパンカップ「勝つのはドウデュース以外の日本馬」「買える外国馬は1頭だけ」