チュートリアル・徳井義実(41)のちょっと際どい冠番組「チャックおろさせて~や」(BSスカパー!)で、出演者へのギャラの未払い問題が発生した。体を張ってまで番組に登場したA氏が、その実状について涙ながらに明かす、一部始終!
問題の番組は、徳井がメインMCを務めるネット上でも話題沸騰中の「チャックおろさせて~や」である。不定期放送ながら毎回趣向を凝らした“際どい”企画が注目を集めている。
「ギャラがいまだに払われていないんです。顔、実名にイキ顔、おまけにアナルまでさらしたんですよ」
そう嘆くA氏が出演したのは「手コキカラオケ」なる企画。手コキの快楽に耐えながらカラオケを歌い、採点で90点以上を獲得すれば賞金100万円をもらえるといったバカバカしさ満点の企画である。手コキをしてくれる人物は、番組が選出した「スペシャリスト」。人気デリヘル嬢や、人気AV女優、ニューハーフなど、その回ごとに当たり外れのある内容となっている。
この企画をパクった風俗店も現れるなど、射精産業への影響は絶大。その参加者がどのように選ばれるのか──。A氏が明かす。
「事前に一般のカラオケボックスで、一発勝負のオーディションが行われます。その時はただ歌うだけなのですが、90点に足りなければ有名芸人であろうと失格になります」
みごと試験に合格したA氏だが、気がかりなことがあった。
「顔合わせから収録終わりまで、ギャラの説明が一切なかったんです。超売れっ子の徳井さんの番組で、レイザーラモンRGさん(42)が司会進行するということで、安心しきってしまいました」
本番は、数名のスタッフに囲まれた中で行われた。もちろん苦労はあったという。
「まったく勃起できず、30分以上も手コキ役のおっぱいを揉み続けた猛者もいます。射精しても映像がおもしろくなかったり、趣旨にそぐわないものは容赦なくNG。手コキ嬢も『すっごいカタイね』『いっぱい出していいんだよ?』といったセリフをささやいて盛り上げてくれました」(前出・A氏)
そのかいあってか、何とかゴールにたどりついたA氏の映像は、放送でも長く使用されることになった。ところが、無事放送が終わってもギャラの説明は一切なし。A氏が、番組のプロデューサーにつないでくれた芸能関係者に尋ねても「確認しておく」と言われたきりで、以後返事はない。
しかしA氏の“打ち上げ動画”はネットに転載され、多くの知人に知られることとなった。それを見るたびに、未払いの悔しさが募るという。
「ギャラについては、もう半分諦めています。ですが、参加者の多くは売れない芸人で、絶滅の危機に瀕するエロ番組を何とか盛り上げようという志で挑んでいました。制作陣は番組への愛を逆手に取るのではなく、次回から必ずギャラを支払ってほしいと願ってやみません」(前出・A氏)
制作局に確認すると、スカパーJSAT株式会社の広報担当がこう答えた。
「制作局から制作会社、ならびに制作会社から出演者への出演費を含む支払いは完了しております。再度、支払い漏れがないか確認をしております」
とんだ“チン”騒動の結末は──。