「あんな謝罪会見で許されると思っているのか!?」
そんな声が聞こえてくるのは、NON STYLE井上裕介の謝罪会見だ。2016年12月に道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで書類送検された井上は、3月6日に不起訴処分になったことを受け、翌7日に謝罪会見を行った。
黒のスーツ姿でマスコミの前に現れた井上は、「被害者の方におわびしたいと思います。ファンや仕事関係の方々に多大な迷惑とご心配をおかけし、おわびします」と謝罪し、深々と頭を下げた。話が相方の石田明に及ぶと大粒の涙をこぼす一幕も。
「それは『号泣謝罪会見』と呼ぶにふさわしいもので、井上は深く反省しているように感じられました。ただ、世間の反応はちょっと違うようですね。会見がダメ出しされていて、なんでも『兵庫県議会の野々村竜太郎元議員が見せた号泣謝罪会見のほうが面白かった』という意見が出ています」(スポーツ紙芸能記者)
野々村元議員は300万円もの政務活動費が問題になり謝罪会見を行ったが、号泣して激しく取り乱す様が面白いと評判となった。あれに比べるとまったくおもしろくないというのが批判の理由だ。
「もちろん、ふざけて謝罪会見をするのは許されません。ただ、一般人の野々村元議員があれだけ世間を笑かしてくれたのですから、芸人の井上がそれに負けているようではダメだという気持ちもわかります」(週刊誌記者)
批判的な意見の中には「もう1度やり直せ」という声も出ているが‥‥。やり直したとしても、野々村元議員を超えるのは難しそうだ。