歌手の大塚愛が3月9日放送のドラマ「嫌われる勇気」(フジテレビ系)に婦人警官の役で出演した。その制服姿にファンからは「逮捕されたい!」との声もあがっているが、一方で「やるならちゃんとやれ!」とブーイングも浴びせられているというのだ。テレビ誌のライターが眉をひそめる。
「婦警役なのに腰の近くまで伸びたロングヘアとは実にフザけた話です。実際の婦警は暴漢などに掴まれることを防ぐため、髪の長さはせいぜい肩まで。それにメイクもケバすぎますし、これでは婦警役ではなく“婦警コス”に過ぎませんよ。本人は『木とか電柱の役ならアリかなと思う』と語っていましたが、髪型やメイクを変えたくないなら本当に電柱役で良かったんじゃないでしょうか」
その大塚が女優を務めるのは、06年の主演映画「東京フレンズ The Movie」以来11年ぶり。主演映画の後でぱったりと女優から足を洗ったのは驚きだが、当時を知る映画ライターはこんな裏側を口にする。
「同作品はエイベックスが初めて手掛けた商業映画で、人気絶頂だった大塚を主演に抜てき。しかし大塚の演技があまりにも下手すぎて、これ以降のオファーがなくなったのでしょう。同作品には売り出し中の真木よう子も出演しており、彼女の達者な演技が大塚の大根役者ぶりをさらに目立たせてしまったようです」
主演すれば棒演技を露呈し、ドラマのゲスト出演では役に合わせる努力を放棄。そんな大塚にはほとほと女優業は似合っていないのかもしれない。
(金田麻有)