3月13日発売の「週刊現代」が、フジテレビ代表取締役社長を務める亀山千広の退任の可能性を報じた。記事によると新社長には、作家・遠藤周作の息子である遠藤龍之介が就任するという。
「かつて『踊る大捜査線』などのヒット作を手がけ、13年にフジの社長へと就任した亀山氏ですが、近年は番組の視聴率が大苦戦。また15年上半期の決算は、97年の上場以来、初の営業赤字に転落し、その後も低迷が続いています。そのため、ついにフジの日枝久会長が、見切りをつける決断をしたとのことです」(テレビ誌記者)
また記事では、6月の株主総会を経て、退任が予定されているとも報じている。
そして新たに社長のポストに就くのが、フジテレビ専務取締役である遠藤氏と噂される。彼は過去、キムタクの窮地を救った経験があるのだという。
「過去、アイスホッケー選手を描いた木村拓哉主演の月9ドラマ『プライド』(フジテレビ系)にて、木村が誤って客席にいた女性の顔面に、ホッケーのパックをぶつけてしまう事故が起こりました。女性は前歯が折れて流血するほどの大怪我を負ったのですが、その際にマスコミに丁重な説明をして、木村のイメージダウンを防いだのが遠藤氏だったと言います。そのため、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長は、彼に絶大な信頼を置いており、今後、遠藤氏がフジのトップになれば、ますますジャニーズの出番が増えることになるでしょう」(前出・テレビ氏記者)
かつて三冠王を記録していた時代からは、考えられないほどの低視聴率を叩き出しているフジ。はたして今後の社長人事により、その悪い流れを断ち切ることができるだろうか。