アメリカ進出を公言しているお笑い芸人の綾部祐二が、4月6日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)に出演。「さよなら綾部」と題し、多くの芸人仲間に見送られた。番組の終盤では涙ぐみながら手紙を読み上げ、そのシーンにもらい泣きする視聴者が続出。そんな感動の裏側でサプライズゲストとしてベッキーが登場し、視聴者のド肝を抜いたのである。テレビ誌のライターが耳打ちする。
「この2人は共演の機会が多かったそうで、綾部がベッキーの楽屋に入り浸っていたり、バイクでベッキーの実家を電撃訪問したエピソードなどが次々と繰り出され、いつの間にかベッキー出演の唐突感もなくなっていました。しかし、不貞問題から芸能界復帰を果たしたばかりの彼女をこの場に呼ぶのはやはり不自然。なにか裏側があると考えるのが自然でしょう」
その「アメトーーク!」は吉本興業のスタッフが制作陣に名を連ねるなど、吉本の比重が大きい番組だ。一方のベッキーはサンミュージック所属で「アメトーーク!」とも格別の関係はない。しかもベッキーはテレビ朝日でレギュラー番組を持った経験すらないのである。ここでテレビ誌のライターはこんな見立てを披露する。
「テレビ朝日と関わりをもたなかったからこそ不貞騒動で迷惑もかけておらず、ベッキーがキー局に復活するには絶好の場かもしれません。また吉本とも、同社が制作協力する『にじいろジーン』(フジテレビ系)でMCを務めていた縁があります。そう考えると、テレビ朝日でベッキーと吉本芸人がMCを務める新番組が始まる、という予想もあながち外れてはいないかもしれませんね」
しかも綾部との親しい関係や、妹のジェシカがロサンゼルス在住であることも考慮に入れると、その2人が現地レポーターとして最新のアメリカ事情をお届けするという筋書きまで予想できるではないか。今から7月や10月の番組改編が楽しみになってきそうだ。
(金田麻有)