現在公開中の映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米を制覇しちゃったホントの話~」で主演を務めた広瀬すず。一時の逆風もなんのその。日本アカデミー賞では、最優秀こそ逃したものの優秀主演女優賞と優秀助演女優賞をダブルで受賞。いまや“制服が似合う芸能人NO1”の呼び声も高い。
「4月10日には映画の観客動員数が100万人を突破。TBSでは来年ドラマ化が決定して今や国民的な作品になりつつあります。2015年「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)でのスタッフ軽視発言に始まり、中学時代の彼氏と撮ったプリクラのネット漏えい、今年の元旦にはスポーツ紙で俳優の成田凌との交際をスクープされるなど、この2年余り逆風が吹き荒れていましたから、起死回生の大ヒットではないでしょうか」(スポーツ紙デスク)
映画「チア☆ダン」では、王道のアイドル映画ではあるが、実際の部員たちと同じようにイチからチアダンスを始め、猛特訓の末にスタントなしでコンテストシーンを演じる根性には頭が下がると、辛口の映画評論家も絶賛。広瀬をよく知る事務所関係者はこう語る。
「本人も中学まではバスケットに打ち込んでいた体育会系。“負けず嫌い”というフレーズがブログでも再三出てくる負けん気の強さは、若手女優の中でも折り紙付きです。今回の映画は、そんな彼女のキャラクターにピッタリの映画です。今回はキャンペーンでも失言には十分注意をしているようですよ」
しかし、油断は禁物。前回は「海街diary」でブレイクした直後に失速しているだけに、またぞろ世間の反感を買うような失言が飛び出さなければいいが。