女子U-20代表チーム“ヤングなでしこ”の快進撃が止まらない。その立て役者の一人が、MF・田中陽子(19)だ。ところが、彼女のプレーのみならず、独特な練習方法もまた注目を集めているのだ。
スポーツ紙サッカー担当記者が、興奮気味に話す。
「試合前の準備運動で、彼女だけ違う動きをするんです。バレーダンサーのようなというかヨガのようなストレッチをしていて、むちゃくちゃ体が柔らかいんです。時にM字開脚や、胸を突き出して180度の大開脚をしているポーズの時など、目のやり場に困った報道陣たちはソワソワしています」
“活発娘”の異名を取る田中の一番の武器といえば、左右どちらからでも決めることができる「超絶フリーキック」。その精度は、なでしこジャパン主将の宮間あや(27)にも匹敵すると言われている。それだけに、代表レベルでも難しい左右のキックが威力を発揮するためには、並外れた体の柔軟性とバランス感覚が必要とされるため、独自のトレーニング方法を編み出したのだろう。ところが、このトレーニングがあまりにも“艶かしい”と評判になっているのである。
サッカーライターが解説する。
「実は、田中は研究熱心なタイプで、以前から関節の可動域を広げることや、体幹を鍛えることに興味を持ち、専門家に聞いて独自のストレッチ方法を模索してきました。そうすることでケガを防ぎ、ダイナミックなシュートや切れのあるドリブルができるからです。世界的スターのリオネル・メッシ(25)の動画を観る時も、『関節をどう使っているのかを観ます』と話していたほど。まさに“活発娘”と言われるゆえんです」
田中の天性の才能が花開いたのは15歳の時。山口県で生まれ育ち、日本サッカー協会の育成学校・JFAアカデミーの1期生として福島で中高を過ごし、現在は日本代表の澤穂希(33)などが在籍するINAC神戸に所属している。
「チームには澤、大野忍(28)、川澄奈穂美(28)、近賀ゆかり(28)など日本代表がズラリ。まだレギュラーの座は厳しいと言わざるをえない。以前、満足いくプレーができない田中がうつむいていると、ある代表選手から『そんなんなら、やめちゃえよ!』という檄が飛んだ。実際、一足早くなでしこジャパン入りしている岩渕真奈(19)が先輩選手にいびられた例もあるように、実力で跳ね返さないといけません」
だが、今回のU-20女子W杯1次リーグで一躍脚光を浴びたのは、プレーもさることながら、アイドル顔負けのルックスである。
テレビ局スポーツ担当スタッフが言う。
「彼女には天性のタレント性がすでに備わっている。例えば、ゴールを決めると、テレビカメラのほうに向かって行き、ヘアバンドを取って、髪の毛をバサッーとかき上げるしぐさが、まるで映画のワンシーンのようです。子供たちに憧れや希望や夢を抱かせてくれます。一方で、ああ見えて大食漢。チームメイトによると、『牛丼店の特盛を5杯食べた』という話もあります」
すでに、テレビ局や広告代理店を巻き込んだ争奪戦も繰り広げられているという。今後は美女アスリートとして露出が増えそうだが、彼女のセクシートレーニングを見ればますますファンが増えること間違いなしだ。