昨年公開の大作映画「海賊とよばれた男」(東宝)でヒロインを演じ、1月21日からは主演ドラマ「精霊の守り人 悲しき破壊神」(NHK)がスタートした綾瀬はるか(31)。押しも押されもせぬ人気女優だが、最新主演作に思わぬところからケチがついて‥‥。
1月14日に公開された綾瀬の主演映画「本能寺ホテル」(東宝)。水面下で勃発していた“パクリ騒動”の経緯について、映画ライターが説明する。
「今回の作品には、11年に公開された映画『プリンセス トヨトミ』(東宝)のスタッフとキャストが再集結。しかし前作で原作にクレジットされていた作家の万城目学さんがチームから外されてしまったんです」
今作では、万城目氏がオリジナル脚本を担当する予定だったという。
「脚本は最終的にボツとなり、別の脚本家が担当しました。万城目さん自身、その結果には納得していたのですが、映画の予告を見て自分のアイデアの一部が使われていることを発見。制作サイドに抗議したのですが、満足のいく回答は得られなかったようです」(前出・映画ライター)
昨年12月30日には、万城目氏がツイッター上に、
〈結論は泣き寝入りです〉
と投稿して悔しさをにじませた。
問題となった「本能寺ホテル」は、京都のホテルを訪れた綾瀬演じる主人公が「本能寺の変」の前夜にタイムスリップし、四苦八苦する歴史エンターテインメント。封切り前のトラブル発覚で客入りが危ぶまれたが、公開3日目に発表された映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で「君の名は。」(東宝)を押さえて首位に躍り出た。
「前作では綾瀬さんの爆乳揺れが話題になっていましたね。今回も同じ制作スタッフ陣ですから、おっぱいシーンへの期待度はおのずと高まっていました」(前出・映画ライター)
“パクリ騒動”を吹き飛ばした綾瀬の「大揺れ事案」をこの目で確認すべく、映画館へ足を運んでみると──。
冒頭から、ド迫力のバストに釘づけになった。京都の街を散策する綾瀬は、ピッタリとした白いサマーニットを着て、豊満なシルエットをくっきりと浮かび上がらせていた。肩にかけたポシェットのヒモを胸元に食い込ませ、よけいにそのボリュームを際立たせている。そしてカメラに向かってズンズン歩を進めると、スクリーンいっぱいにデカ乳が映し出されるのだ。
最大の見せ場はその直後に訪れた。堤真一(52)演じる織田信長とその家臣に追いかけ回されるシーンで綾瀬は猛ダッシュ。ニット衣装の中で上下左右に揺れまくる“暴れ乳”を存分に堪能できた。
その後も2回の激走シーンに挑んだ綾瀬。前作の「トヨトミ──」では「76回揺れ」(アサ芸調べ)を計測し、本作で記録更新に期待がかかったが、結果は52回にとどまった。とはいえ、胸のアップは39カットに及び、その大半は横チチアングルで、真ん丸バストの輪郭をしっかりと捉えていた。
「綾瀬さん本人や所属事務所も、“おっぱい”を押し出すことに抵抗がないようです。他の女優にはマネできない、天然の武器ですからね」(芸能プロ関係者)
くだんの“騒動”も、綾瀬の乳のように丸く収まってほしいものだ。