あのポーズを封印してまで優先させたものとは?
乃木坂46が8月4日放送の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演。昨年9月に乃木坂に加入した3期生の大園桃子と与田祐希がWセンターを務める新曲「逃げ水」を披露した。大園と与田にとっては同番組での初パフォーマンス。新曲披露ももちろん素晴らしかったのだが、パフォーマンス以外にもファンの間で話題になっているシーンがある。
それが階段を下りる登場シーン。乃木坂が同番組に出演する際は、中心メンバーの西野七瀬が人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターたちが見せる“ジョジョ立ち”と呼ばれるポーズをするのが恒例。折りしも実写版映画が公開直後だが、西野の決めポーズ見たさに登場シーンを集中して視聴し、そのポーズが「ジョジョ」のどのキャラが見せたポーズかすぐ調べ上げるマニアックなファンもいるほどファンの間で注目される“「Mステ」ならでは”のシーンだ。ところが、この日はそのポーズが見られなかったのだ。
「Mステ」で西野がジョジョ立ちを見せなかったのは10回以上の出演中わずか1回しかない。その放送回の際にはファンから心配の声が上がり、ツイッターで”ジョジョ立ち”がトレンド入りする騒ぎになったが、今回はいい意味での話題になっているようだ。
「西野はジョジョ立ちはせず、隣りの新センターの与田をエスコートするように、やさしく与田の肩に手を置いていたんです。今回のジョジョ立ち封印は、緊張しているであろう与田を気遣ってのものだったのはファンにも自然と伝わってたようです。またもう一人の新センターの大園桃子は冠番組でもよく泣いていただけに、国民的音楽番組出演でどうなってしまうのかファンも与田以上に彼女を心配していたようですが、こちらも入場時にもう一人の乃木坂のエース・白石麻衣が大園と手をつないで登場。乃木坂の両エースがまるで母親のようにWセンターを支えてあげている光景にはホッコリしましたね」(アイドル誌ライター)
ファンも「なぁちゃんがジョジョより後輩を優先…素晴らしい」「これは不覚にも感動した」「なぁちゃんもまいやんも本当に優しいな」と、西野と白石の気遣いすっかり感動していたようだ。もちろん、西野と白石のみならず、パフォーマンス前のタモリとのトークの際には、高山一実、秋元真夏とトーク力に長けたメンバーが2人の隣りにスタンバイ。他の先輩メンバーもやさしく支えた2人は安心してこの日のパフォーマンスを終えることができたようだ。
(石田安竹)