7月初旬、吉本興業の芸人がひっそり亡くなっていた。西川きよし(71)の2番弟子にあたる西川まさと(50・本名=進藤仁人さん)である。9月1日現在に至るまで、吉本興業から死去の知らせは行われていない。
〈もうお終いや。これまでいろいろとありがとう〉
7月4日に、まさとは仲間の芸人たちにこのようなメールを送った。これに慌てた仲間が、大阪市浪速区内でまさとが一人住まいをしていたマンションに駆けつけたところ、自室で亡くなっている姿を発見したというのである。
親しい芸人が言う。
「傍らに睡眠薬があったそうです。普通、吉本の芸人が亡くなった場合は〈○○がお亡くなりになりました。通夜・葬儀は──〉というような一斉メールが流れることになっているのですが、会社側はそれをしませんでした。やはり、あの暴行事件が重荷になっていたのでしょうか…」
その暴行事件とは、6月21日の夜にさかのぼる。
なんと、まさとは大阪ミナミの繁華街で、顔見知りだった雑居ビルにあるスナック「C」に酔っ払って顔を出し、その店で常連客にからんだのだ。店のイスを振り回して暴れ始めたという。「こら、殺すぞ!」と暴言を吐きまくったまさとは相手にケガを負わせたのだが、そこからヤクザが介入する展開に発展──。自死にまで至ってしまった、事件の詳細はアサヒ芸能9月14日号にて。
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